いえ、バリ島にはブレロンだけでなく、
他にも色んな妖怪精霊小人そして神々が生きているそうなのですが、
今日はブレロンの話。
こないだ「ブレロンの歌」Lagu Baliバリ島の歌謡曲♪という、
じゃあそのサビで連呼される「ブレロン」ていったい何?
ほんとにいるの?形は?と店主に質問してみました。
ソンブレロン♪と歌っているので、
てっきりソンブレロ帽子型の妖怪かと思いましたが、
嘘かまことか!?という真剣風ではなく、
「どうだかわからんけどオモロイ話」として聞いてくださいませね。
私には見えませんので、実証のしようがないもので・・・
【ブレロンの見た目と役割は?】
ブレロンの見た目はとにかく金色。
なぜなら金を食べて生きているから。
一日2kgは金を食べる。
形はニワトリだったりヘビだったり色々。
どんな形にも姿を変えられる。
ブレロンを飼っている家というのは、
ホテルやお店などの商売の場合でも同じく、
急に羽振りがよくなる、会社が急激に成長するところはブレロンを飼っていて、
【ブレロンはどうやって出来る?】
ブレロンは黒魔術師のところへ行って、魔法で作ってもらう。
引き換えに、自分の子供の中でも一番可愛い子供の命を取られる。
黒魔術師にもらったバナナを家へ持って帰り、

商売の場合は、
一年にひとり。
【ブレロンを飼うリスク】
しかし、バリ人も日本人と同じく
ブレロンを飼っていた人が死ぬと、その後は家がまた急に没落し、
なぜなら、その豊かさとは、
私はインディアンの長老の有名な教え、
「7代先の子孫のことを考えて今のことを決定しよう」
という教えが頭をよぎりましたよ。
考えてみると、資源を大量に消費し、
地球のバランスをこわしながら成り立っている、
私達の今の暮らし、
愛する子供や、仲間や誰かを犠牲にしながら・・・?
それは、みんながブレロンを飼っているようなもの。
子孫の分の豊かさを先取りしている暮らしなんじゃないのかな?
【ところでブレロンほんとにいるの??】★店主の話なのでほんとかどうかはわかりませんョ!(^^;)★
敷地の四隅などに置いて結界をはり、
【ブレロンの苦手なもの】
店主のオカンは雑貨屋兼食堂をしてますが、
ブレロンは唐辛子が嫌いらしい。
【ブレロンはバリの人々の中に生きてるらしい逸話】
バリ島の田舎で、夫や親戚と車に乗っている時のこと。
買い物して、店を出たら財布の中にまだ残っていたはずのお金が無い。という。
ちなみに”ブレロンに取られる”、とられ方というのは、
【ブレロン検索してみました】
ためしにBrerong という単語でgoogle検索すると、
"pis amah brerong"ブレロンにお金食べられた
"Pulsa amah brerong"ブレロンにプルサ(プリペイド式携帯電話のチャージ)食べられた
何に使ったんだかわからんけど、
携帯のチャージも、何かの不具合か何かで、チャージした筈の金額が消えてた。
ぴったりあってますね。言い得て妙です。
そんな風に...
姿はみえずとも、
ブレロンはバリ島に生きているようです。
【怪談?都市伝説?】バリ島デンパサールの超人気BAKSO(肉団子スープ)屋の話
★兵庫県西宮市 阪急甲東園駅から徒歩3分
バリ人店主が作るアジア料理 ぐるなびCAFE NADIページ
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