シンコンがおいしい!「キャッサバ祭り」を終えて
2017年 03月 04日
根っこの部分にでんぷん質たっぷりのお芋ができるので、
芋の部分と、あとは葉っぱもよくカレーや和え物など付け合わせで使われます。
「キャッサバ祭り」なるパーティがCAFE NADIで開催されました。
お受けしたのはいいものの、
私たちがバリで食べたことのある料理に加えて、
ネットで最近流行りの料理法を調べたりしながら、
いろんな種類のシンコン(キャッサバ芋)料理を作ってみました。
こんな感じで・・・
・キャッサバ芋のチップス
・キャッサバ芋の3色ういろう
・キャッサバ芋の甘煮ココナッツソースがけ
・キャッサバ芋の揚げ団子
・揚げ芋チーズ味
シンコン(キャッサバ芋)ってホント美味しい!
ということ。
ジャガ芋もさつま芋も里芋も大好きなんですが、
甘味や味はサツマイモと比べると少なく薄味なのですが、
だから逆に甘い辛いどちらの味付けでもよくあって、
味がなじみます。
とくに油で揚げると、外はさくさくなかはほくほく、
コロッケの場合は衣もなにもつけず、まるめて素揚げするだけで
外側さくさくで中身はもっちもちの食感になり
ちょっと癖になる味で、
シンコン(キャッサバ芋)のおいしさ再発見でした!
自分もキャッサバ芋を料理してみたい!
という方がおられましたら、
お芋の仕入れ先ご案内できますのでCAFE NADI 前田まで
お声かけくださいね(^^)/
鹿児島県、徳之島から直送してもらえます。
障がい者の就労支援農場にて
無農薬でだいじに育てられているお芋です。
私たち、思い出さずにいられない歌がありまして、
店主もよく厨房で歌っている
「キャッサバ芋とチーズ "Singkong dan Keju"」
というタイトルの1986年に発表されたインドネシアの歌謡曲。
都会風な放蕩娘に惚れられた田舎男が、
俺たちは嗜好や生活が違いすぎてあうわけないでしょう?
だって俺はキャッサバ芋が好き、君はチーズが好き・・・
やっぱ俺はふつうの女の子がいいです
とふってしまう歌。
キャッサバ芋(田舎・堅実・貧乏)とチーズ(都会・放蕩・裕福)という、
それぞれが象徴する世界の対比を歌って
80年代大ヒットした曲なのですが、
なんと近年は歌のタイトルそのままに、
「キャッサバ芋・チーズ Singkong Keju」
なる食べ物ができていて、屋台料理として人気があるらしいではありませんか。
揚げたお芋にチーズをトッピングした料理らしい。
さっそくレシピを調べて試作してみたら、美味しいこと!
薄味の芋にチーズの味と香りがきいて、ほんとにうまい。
今まで 芋 VS チーズ だと思っていたのに、
知らない間に時代は 芋 with チーズ の時代に進化していたのか!
対立じゃなく、互いに引き立てあってよりおいしくなる時代・・・なのね。
と・・・なんだか、ほっこり。
チーズ芋食べてまた美味しさにほっこり。
たいへん面白かったパーティでした。
★兵庫県西宮市 阪急甲東園駅から徒歩3分
バリ人店主が作るアジア料理 ぐるなびCAFE NADIページ
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